2021.07.30
【受賞】本学学生がNestlé Young Scientist Awardを受賞
本学学生がNestlé Young Scientist Awardを受賞
このたび、物質構造科学専攻の学生、三木宏美さん(D4)が、 6th International Conference on Food Oral Processing においてNestlé Young Scientist Awardを受賞しました。
Nestlé Young Scientist Awardは、食品業界における製品やサービスにつながる可能性のある優れた研究を行った若手研究者に贈 られる賞です。受賞者は2名で、それぞれに賞金として1000ユーロが贈られました。三木さんは、歯科医師のキャリアを持ちな がら、他分野(物質構造科学)の博士課程で研究をしていることと、放射光イメージングと介護食品の組み合わせの新規性が評 価され、受賞となりました。
受賞者
- 高エネルギー加速器研究科 物質構造科学専攻4年 三木宏美さん
- 受賞対象発表: Observation of processed rice using synchrotron X-ray phase-contrast imaging(放射光を用いた位相コント ラストX線イメージングによる加工米飯の観察)
受賞コメント
放射光X線イメージングは食品科学領域ではまだ新しく、主流の研究手法ではありませんが、私の研究を評価して下さり、このような素晴らしい賞を貰うことができて大変嬉しく思っています。これからも歯科医師としての視点を忘れずに、研究を続けて行きたいです。指導教員の平野先生並びに共同研究者の先生、実験のサポートをしてくださった方に心よりお礼申し上げます。
I am very glad to get Nestlé Young Scientist Award and that my study was evaluated though synchrotron radiation X-ray imaging is novel and not mainstream in food science. I will keep doing my best with my own viewpoint as a dentist. I highly appreciate my supervisor, Assist. Prof. Dr. Hirano, co-researcher and technical support scientist of my experience.
関連ページ
総研大の三木 宏美さんがNestlé Young Scientist Awardを受賞(物質構造科学研究所のページ)