2023.02.09

【開催報告】次世代研究者育成を目指した地域密着型体感プログラム_2022年度総研大社会連携事業

次世代研究者育成を目指した地域密着型体感プログラム

本事業では、次世代の若手研究者育成のために、積極的な理工系学生が集う高等専門学校(高専)生を対象とした地域密着型の演習型体感プログラムを実施します。核融合科学専攻/核融合科学研究所・六ヶ所研究センターを拠点とした広報の活性化に併せ、青森県六ヶ所村を中心とした地域を対象としました。それゆえ、同地域周辺の2つの高専(八戸高専、函館高専)を対象とし、本学3専攻(核融合科学専攻、天文科学専攻、宇宙科学専攻)による演習型体感プログラムを実施することで、理工系分野への大学院進学の魅力を実感させ、将来の研究者への道へつなげます。

社会連携事業「次世代研究者育成を目指した地域密着型体感プログラム」について 社会連携事業は、本学の研究や教育の成果をを社会に還元することを目的とした事業で、地域と連携した教育事業を行っています。 「次世代研究者を目指した地域密着型体感プログラム」は、社会連携事業のひとつで、高等専門学校(高専)生を対象とした本学3専攻(核融合科学専攻、天文科学専攻、宇宙科学専攻)による演習型体感プログラムを通して、大学院進学の魅力を実感し、次世代の研究者の育成、また総研大の認知度向上に貢献することを目指しています。

第1ステップ・プログラム概要(2023年2月24日~25日)

■八戸高専向け『地元の研究所を体感しよう』

世界最先端の核融合研究所の見学とともに、研究者が「核融合エネルギー」「天文学」「宇宙科学」の3つのテーマで最先端の研究、モノづくりや大学院進学の魅力などを紹介します。

参考: チラシ

■函館高専向け『キャリアや就活につながる研究所を体感しよう』

「核融合エネルギー」「天文学」「宇宙科学」の3つのテーマに関して、研究者から紹介し、総研大をよりよく知ってもらうための宣伝方法を、高専生に提案してもらうイベントです。
優れたアイデアを紹介した高専生数名を表彰し、その学生は各研究機関を訪問します。その際広報への活用の観点から「高専生が見た総研大」についてまとていただきます。

参考: チラシ

函館高専

函館高専

実施報告

総研大をよりよく知ってもらうための宣伝方法を、高専生に提案してもらうイベントとして実施いたしました。8名の参加者より3専攻(天文科学専攻、宇宙科学専攻、核融合科学専攻)に関する発表をしていただき、本事業審査委員による評価に基づき、最優秀賞3名、奨励賞3名の受賞者が決定いたしました。審査委員である大矢恭久先生(静岡大学)より賞状が授与されました。

なお、最優秀賞の3名については、同年3月22日~24日に3専攻(天文科学専攻、宇宙科学専攻、核融合科学専攻)を訪問し、施設の見学や総研大生との対話も含めて体感していただき、「高専生から見た総研大」について、まとめていただく予定となっています。


最優秀賞:黒田桃瀬(3年生)
宇宙科学専攻に関する発表


最優秀賞:齋藤くらら(1年生)
天文科学専攻に関する発表

 


最優秀賞:檜山真唯(1年生)
核融合科学専攻に関する発表


奨励賞:富所風花(1年生)
核融合科学専攻に関する発表


奨励賞:西野快(2年生)
宇宙科学専攻に関する発表


奨励賞:蛯名啓太(4年生)
宇宙科学専攻に関する発表

 

■講演概要と講演者紹介

※ 当プログラムは、上記2か所の高等専門学校生対象のプログラムで、それ以外の参加者はお受けできません。
なお、プログラムの実施報告を当ウェブサイトで公開しますので、ぜひそちらをご覧ください。

第2ステップ・高専生の機関訪問(2023年3月下旬予定)

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