2021.12.10
第52回 機構コロキウム(KEK colloquium)
この度、文部科学省が推進する世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の14番目の国際研究拠点として「量子場計測システム国際拠点(International Center for Quantum-field Measurement Systems for Studies of the Universe and Particles/QUP)」が立ち上がることになりました。
拠点長候補者は、KEK素粒子原子核研究所の教授であり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主導の宇宙マイクロ波背景放射(CMB)偏光観測衛星「LiteBIRD」の主任研究者である羽澄昌史教授です。
羽澄教授はこれまでKEKのBelle実験をはじめ、宇宙論や素粒子物理学のさまざまな国際プロジェクトにも従事してきました。本拠点QUPは、素粒子物理学、宇宙物理学、物性物理学、計測科学、システム科学を融合し、量子場(生成・消滅する粒子や準粒子と付随する物理量を持つ時空)を計測する新しいシステムの発明・開発・実装を行います。
今回のコロキウムでは、羽澄教授からWPIのミッション、本拠点のビジョン、研究計画等に関して講演して頂きます。本コロキウムは主に機構職員を対象としていますが、共同利用研究者や大学院生等で関心のある方の参加も歓迎いたします。
概要
お問合せ先
高エネルギー加速器研究機構 研究協力課外部資金室外部資金第二係
gaishi2(at)ml.post.kek.jp
※メールアドレスは(at)を@に変えて送信してください。