2021.11.18
第19回 KEK連携コロキウム
KEK連携コロキウム では、実験と理論、素粒子と物性など、互いに相補的な分野の異なる視点を持ち寄って、気軽にアイディアを出しあえるような場を提供しています。 分野の垣根を越えた積極的な交流を通じて、新しい科学の創出をめざします。様々な分野からの参加をお待ちしております。通算19回目にあたる今回は、弦理論研究の第一人者で、10月に書籍「究極理論への道」を出版された、東京大学名誉教授の米谷民明氏をお招きして「弦理論の意味 -歴史からの展望」というタイトルでご講演いただきます。
概要
アブストラクト
弦理論は誕生以来50年を超えました。本講演では、現代物理学における重力を含めた統一理論への試みの歴史を長期的な観点から展望し、弦理論の意味について考えてみたいと思います。テクニカルな事柄は最小限にとどめ、弦理論、統一理論、素粒子論の専門家ではないような広い層の方々にも聞いていただけるような話にするつもりです。 また、講演自体は日本語で行いますが、スライドは止むを得ない一部以外は英語で用意する予定ですので、日本語が苦手な方々にもある程度理解していただけると思います。